自動販売機は工場で働く社員たちにとって縁の下の力持ちのような存在です

私は以前に大きな工場で働いていた経験があり、その工場では喫煙所の周辺に必ず自動販売機が設置されていてタバコを吸いに来た人の多くは自動販売機でコーヒーを購入して、タバコとコーヒーで一息つくのが定番になっていました。
職場全体の喫煙率が高かったこともあって休憩時間などには多くの社員が自動販売機を利用していました。
さらにその自動販売機は詳しい仕組みはわかりませんが通常の値段よりも値引きがされていて、タバコを吸わない人でもわざわざ買いに行く人がいるほど人気でした。

また、その工場では飲み物以外の自動販売機もとても充実していて、カップラーメンやパン、お菓子に至るまでバラエティに富んだ自動販売機が多く設置されていたのです。
工場には食堂があったのですが、お世辞にも広いとは言えずに昼休みにもなると大混雑で並んで食事を済ませるだけで昼休みが終わってしまうために、面倒なときは自動販売機で昼ごはんを済ませていました。
さらに自動販売機に助けられたのが休日出勤のときです。休日になると当然食堂や売店も閉まっていて、工場の近くにはコンビニなどもなかったため出社時に飲み物や食べ物を買い忘れた際は自動販売機だけが頼りになるのです。
このようにその工場では自動販売機が縁の下の力持ちとなって社員を支えていました。
(男性・30代・会社員)