自販機がきっかけとなって、恋愛、友情と素敵な出会いに恵まれました。

２０代前半から３０代半ばまで勤務していた職場で、よく自販機を利用していました。
自分の配属されていた場所は地下１階で自販機の設置はありませんでした。
そのため設置されている他の階まで行って購入していました。

平均で毎日２回ほど購入していました。まず朝出勤して、すぐに５階の自販機に行きます。
また昼間は気分を変えて７階に行くようにしていました。そんな習慣の中で５階と７階の事務所にいる人と大変仲良くなれました。
最初のうちは職場だけの交流でしたが、気がつけばプライべートでも仲良くするようになっていたのです。
いつも同じ事務所にこもっているとストレスを感じますが、自販機に飲み物を買いに行くとリフレッシュ出来て、その後の仕事の能率も上がります。
また、少し恥ずかしい思い出になりますが、自販機に行くのが日課になっているうちに数人の男性に声をかけられるようになりました。
更には、自分が気になる人が出来たりして異性関係にも嬉しい変化があったのです。
残念ながら結婚相手は別の人になりましたが、中には自販機がきっかけで結婚した人もいると思います。
職場でなかなか異性と親しくなれない人にとって自販機は、きっと良いチャンスになりますよ。

当時は缶とペットボトルの自販機と、紙コップの両方がありましたが自分は特に紙コップが好みでした。
お菓子の自販機もあり、こちらも時々利用していたのを覚えています。
今振り返ると、楽しくて明るいイメージばかりが浮かんできます。本当に良い思い出です。
(女性・50代・会社員)