私が以前在籍していた会社では、自動販売機の料金が「無料」となっていたので、とても助かりました。
これは、会社の福利厚生政策の一環でして、飲み物については無料で支給しようという政策でした。
会社は自動販売機会社から1本あたり70円程度で缶ジュースなどを仕入れるわけですから、普通に1本120円や130円で販売すれば、販売価格から仕入れ値を差し引いた分だけ、会社は利益を得ることができます。

もともとは、会社の社長が、社内に置く自動販売機で利益をあげるようなことはしたくないと発言したことがきっかけでした。
それをきっかけに、人事部から福利厚生政策として仕入れ値の70円で販売したらどうかと社長に提案しました。
そして、最終的には社長が「社員数が100人なのだから、思い切って無料にしよう」と判断し、自動販売機の飲み物がすべて無料となったのでした。

このため、私はコーヒーが好きでしたので、とくに無糖の缶コーヒーを1日に2本飲んでいました。
これだけでも、1日260円ほど浮くわけですから、1カ月で約5000円浮くことになります。

しかしそれだけではありません。
私の場合は、仕事の合間に、ミネラルウォーターも飲みますので、自動販売機で「ヴォルビック」を毎日1本もらっていました。家計にとっては、大助かりな福利厚生政策でした。(男性・40代・会社員)


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